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駄目田右衛門尉さんのブログです。最近の記事は「半藤一利さんご逝去について」です。

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半藤一利さんご逝去について

半藤一利さんご逝去について

作家の半藤一利氏がお亡くなりになった。  このブログ等を書くために必要な多くの日本の歴史情報を、半藤氏の著書等から得ることができ、半藤氏の生前のご発言から、日本の歴史認識問題に対する向き合い方を学びました。  ご冥福をお祈りすると共に、半藤氏による、日本の歴史認識問題を改善するための数多くのご提言に対し、感謝したいと思います。  半藤さん、本当に有難うございました。    参照した記事 「辻元清...
戦争の悲惨さは、日本人は1945年の敗戦に至る戦争で嫌というほど体験したはずだが・・・

戦争の悲惨さは、日本人は1945年の敗戦に至る戦争で嫌というほど体験したはずだが・・・

 2021年の今年は、昭和の15年戦争の始期とされる満州事変から90年目に当たる。  日本は、満州事変~日中戦争~太平洋戦争と長期の大戦争における敗戦で、戦争の悲惨さは嫌というほど経験したが、戦後の日本の教育を通して、私達は、「なぜ、日本は戦争を止められなかったのか?」という「過去の戦争に対する反省」は殆どの人が学んでこなかったのではないだろうか。  このブログでも1931年(昭和6年)に起きた...
日本の軍・政府を強硬路線に走らせた遠因は?

日本の軍・政府を強硬路線に走らせた遠因は?

 前々回の記事で示した当ブログの方向性と少しずれますが  ( 前々回の記事 ) 、現在、私は、戦前の日本の軍部(主に陸軍)による強硬路線について、日本の軍や政府は何故、強硬路線に走ったのか、という観点から、歴史資料の行間読みをしています。  そして、当時は「英語圏の人材に対する軍や政府の評価」が「中国語圏の人材に対する軍や政府の評価」よりも高かったことが、陸軍の暴走に影響していたのではないか、と...
歴史検証ブログ的な立場から、オススメの本

歴史検証ブログ的な立場から、オススメの本

前回の記事で、今後の方向性として、昭和史における「メディアと権力(軍部)の癒着」に触れましたので、現在は、今後の記事のヒントになりそうな本を読むようにしています。前回記事  参考にしたいオススメの本は、文春文庫そして、メディアは日本を戦争に導いた半藤一利 保阪正康 
  • 文春文庫
過去の当ブログ記事の「傾向のまとめ」と今後の方向性

過去の当ブログ記事の「傾向のまとめ」と今後の方向性

過去の当ブログ記事の「傾向のまとめ」と今後の方向性今回記事のまとめ(1)当ブログの目的は、日本の右傾化への警鐘であり、歴史検証での問題点抽出。(2)歴史検証の具体策は、過去の右傾化のプロセス検証と現在の右傾化の比較。(3)歴史検証の範囲の始めは昭和5年(1930年)統帥権干犯論の前後から。(4)当ブログの今後の方向性は、戦前の軍部とメディアの癒着過程の歴史検証。 ----------------...
日中戦争前年の広田三原則(案)に関する分析から

日中戦争前年の広田三原則(案)に関する分析から

日中戦争前年の広田三原則(案)に関する分析から 日本の戦前の軍部中心の中国大陸への侵略政策や和平交渉の行間から見えてくる日本側の姿勢は「東アジアに対する上から目線」であり「東アジア蔑視の姿勢」であったことが、日中戦争開戦に至る歴史資料の検証からも明らかだ。 1935年に当時の外務大臣であった広田弘毅が提唱した日中親善策「広田三原則」には日本の陸軍(特に関東軍)が反対していた。 日中親善策の方針と...
事実と異なる歴史を主張する歴史修正主義は良くない

事実と異なる歴史を主張する歴史修正主義は良くない

事実と異なる歴史を主張する歴史修正主義は良くない 近年、日本の右派勢力の間では「美しい国~」あるいは「歴史戦・情報戦」などと称して事実と異なる虚偽の歴史記事などをネットや雑誌などで拡散する歴史改竄が流行っているようだが、歴史修正主義と呼ばれるこれらの歴史改竄行為は日本にとって決してプラスにはならない愚行だ。 なぜなら、日本の右派の歴史改竄は「日中戦争は中国が悪かった~。」とか「南京事件は無かった...
統帥権干犯論問題の一人歩きと、軍部・右翼の動向との関係

統帥権干犯論問題の一人歩きと、軍部・右翼の動向との関係

統帥権干犯論問題の一人歩きと、軍部・右翼の動向との関係  大日本国憲法(明治憲法ともいう)の第11条・第12条における統帥権の解釈の問題は、元々、日本政府が軍部を刺激することを恐れて大正期以降も解釈を回避してきた問題だった。  天皇の統帥権は明治憲法第11条の作戦・用兵にかかると解釈される統帥権と、第12条の編成・予算にかかる内閣の輔弼事項と解釈される統帥権に分けて解釈されるとしたのが、当時の憲...
歴史事実は変えられない。日本の歴史修正主義の間違い。

歴史事実は変えられない。日本の歴史修正主義の間違い。

歴史事実は変えられない。日本の歴史修正主義の間違い。 昨日7月7日は盧溝橋事件(日中戦争の発端の事件)が勃発して81年目に当たる日だった。 81年前の今頃から1ヶ月余り、日本政府と軍部の間では中国大陸への派兵と派兵中止の議論が入り乱れていた(日中戦争開戦直後における拡大派と不拡大派の意見対立。)。 近年の日本の歴史修正主義者の間には、過去の日中戦争不拡大派の動きだけを切り貼りして、あたかも日本が...
昭和天皇が「よもの海~(の明治天皇作の和歌)」をよんだ御前会議で

昭和天皇が「よもの海~(の明治天皇作の和歌)」をよんだ御前会議で

昭和天皇が「よもの海~(の明治天皇作の和歌)」を詠んだ御前会議で1、昭和16年(1941年)9月6日、御前会議でも国内右派を懸念する声が2、同御前会議において、国内右派や「日露戦争時の焼き討ち事件」などが話題に ------------------------------------------------------------------------ 昭和16年(1941年)9月6日の御前会...